訪韓中のソン・キム代表はこの日、ソウルのロッテホテルで開かれた日米韓 北核首席代表協議の冒頭発言で「我々の対北政策は、北朝鮮との外交をオープンにし 模索することのできる、バランスのとれた実用的なアプローチだ」と伝えた。
ソン・キム代表は「我々は 米国と同盟国の安全を増進する実質的な進展を求めながら、北朝鮮が『いつでも・どこでも前提条件なしに会うことができるという我々の提案とアウトリーチ(手を差し伸べること)』に対して、肯定的な答えを出すことを期待している」と語った。
つづけて「北朝鮮が対北制裁に乗り出す条件としての“制裁緩和”はない」と強調した。ソン・キム代表は「我々は、北朝鮮に対する国連安保理決議案を引き続き履行する」とし「全ての国連加盟国、特に安全保障理事国たちに、北朝鮮が国際社会に加える脅威に対応するよう求める」と強調した。ソン・キム代表が「理事国」をあえて言及したのは、「中国」を念頭に置いたものとみられる。
ソン・キム代表は「北朝鮮問題に対する長い経験を通じて、我々は『緊密な協力が目標達成のために必須だ』ということがわかっている」として、日米韓3角協力を強調した。
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