資料によると、先月14日、承認を受けていない13個のIPアドレス(ネット上の住所)が韓国原子力研究院の内部システムに無断で接続した。IPアドレスを追跡した結果、一部が北朝鮮偵察総局所属のハッカー組織「kimsuky」のサーバーとつながっていることを確認したという。
また、IPアドレスの一部は文正仁(ムン・ジョンイン)前大統領統一外交安保特別補佐官の電子メールIDを使った痕跡も確認したという。
河氏は「もし北に原子力技術など国の中核技術が流れたら、2016年の国防ネットワークハッキング事件と並ぶ大きなセキュリティー事故になる」と述べた。
韓国原子力研究院側はハッカーが内部システムに侵入したのは事実だが、北朝鮮の犯行かどうかや資料が盗み出されたかどうかは調査中のため、確認できていないと明らかにした。また、「どのような情報にアクセスしたかを調査中」とし、「セキュリティー措置を強化した」と述べた。
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