G7首脳会議出席後、コーンウォールを出発する文大統領夫妻=13日、コーンウォール(聯合ニュース)
G7首脳会議出席後、コーンウォールを出発する文大統領夫妻=13日、コーンウォール(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「共に民主党」は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の主要7カ国(G7)首脳会議出席に関するメディアの報道に不満を呈している。

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 文大統領の欧州歴訪に同行している共に民主党の尹建永(ユン・ゴンヨン)国会議員は17日のラジオ番組で、「文大統領のG7首脳会議関連報道が李明博(イ・ミョンバク)元大統領の主要20カ国・地域(G20)首脳会議(出席)に比べ、4分の1しかない」と指摘。「外国メディアからインタビュー要請が殺到し、注目度が高いのに、韓国のメディアはあまりにも無関心」と述べた。

 次期大統領選の候補とされる人物らも文大統領のG7出席の成果を評価する一方、メディアの報道については問題を提起した。元首相で共に民主党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏は自身の交流サイト(SNS)に「外交に対するメデァイの態度、こうしてはいけない」とし、「韓国メディアは外交に無関心で鈍感だ」と書き込んだ。また、丁世均(チョン・セギュン)前首相は「文大統領は韓国の生産能力を活用した(新型コロナウイルス)ワクチンのハブ(拠点)の役割を自任し、前向きな回答を得た」とした上で、「外交的な成果に対するメディアの報道量と分析は残念な側面がある」と述べた。


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