現役国会議員の新型コロナ感染...計15人の集団感染＝韓国

韓国のアン・ギュベク共に民主党議員の新型コロナウイルス感染と関連し、現在までに15人が集団感染していることが分かった。

12日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準で「ソウル東大門区
職場8」関連で6月10日に最初の感染者が発生してから、追加で14人の感染が確認され、累積感染者は計15名となった。

感染者は従事者6人（指標含む）、家族1人、知人8人である。防疫対策本部は、ソウル東大門区職場8の事例がアン・ギュベク議員関連であると答えた。

これに先立ち、今月10日、感染したアン議員は「6日に地域区市会議員と会った後、該当議員が新型コロナウイルス陽性判定を受けた」とし「その後、新型コロナウイルスの検査を受けた結果、今日、陽性判定を受けた」と述べた。

その後、アン議員の補佐陣2人、ソン・ヨンギル民主党代表補佐陣1人、キム・ホンゴル無所属議員補佐陣1人が相次いで陽性判定を受けた。

アン議員がキャンプに参加したチョン・セギュン（丁世均）前首相と、アン議員と接触したイ・ナギョン前民主党代表も新型コロナウイルスの検査を受けたが、どちらも陰性判定が出た。

これでアン議員は、感染が確認された現役国会議員としては2人目となる。これに先立ち、今年4月に同党のイ・ゲホ議員が現役議員として始めた新型コロナウイルスへの感染が確認されている。

国会議事堂は、前日午後12時から同日深夜まで閉鎖措置が下された。国会がシャットダウンされたのは、昨年2月、8月に続き、今回が三度目である。