韓国最大野党「国民の力」の新代表”36歳”のイ・ジュンソク氏とは？「ハーバード卒のベンチャー起業家、国政経験なし」

韓国第一野党「国民の力」の党代表選挙がおこなわれ、36歳のイ・ジュンソク（李俊錫）氏が党代表として選出された。

　韓国最大野党の代表に選出された「若手のホープ」イ・ジュンソク氏とは。

　イ氏は1985年生まれのことし36歳。ソウル出身で、米国ハーバード大学でコンピューター科学と経済学を専攻、卒業後はベンチャー企業を起業した。

　2011年、パク・クネ（朴槿恵）元大統領に抜てきされて当時の保守系与党に入った。朴元大統領の弾劾に賛成し離党したが、野党の合併に伴い、2020年再び最大野党に入った。

　2016年以降、国会議員選挙に3度出馬しているが、いずれも落選、「国政経験」はない。

　11日、「国民の力」代表として選出されたイ氏は「われわれは変化を通じて変わり、必ずや勝利する」とし、「われわれは大統領選で勝利する。多くの大統領選候補やその支持者らと共存できる党をつくりたい」と心境を語った。