「新型コロナは、中国・武漢研究所から流出した可能性が高い」と、昨年 米国立研究所が結論を下していたことがわかった(画像提供:wowkorea)
「新型コロナは、中国・武漢研究所から流出した可能性が高い」と、昨年 米国立研究所が結論を下していたことがわかった(画像提供:wowkorea)
「新型コロナウイルスは、中国・武漢研究所から流出した可能性が高い」と、昨年 米国立研究所が結論を下していたことがわかった。このような知らせは ジョー・バイデン米政府となって以降、米国で再び “新型コロナの武漢研究所流出説”が注目されている中、伝えらえれた。

7日(現地時間)米ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、米エネルギー省傘下のローレンス・リバモア国立研究所は 昨年5月の研究で「武漢研究所の流出説は可能性があり、追加の調査をする価値がある」という結論を下していた。研究は ドナルド・トランプ前米政権において、米国務省が新型コロナの起源調査を推進したことにより、数か月にわたって行なわれた。

研究所の政府部署であるZ部署が、この研究を行なった。生物学的問題に かなりの専門性をもっている この研究所は、新型コロナの遺伝体(ゲノム)分析を通じて このような結論を導き出した。

「これは 武漢研究所流出説を真剣に探究しようとする、米政府の最初の努力であった」とWSJは伝えた。

米国務省の調査に関与した前職の高官は「信頼のある国立研究所が、当時の支配的な見解とは異なり、“武漢研究所流出説”を支持していたという点で、該当報告書が重要だ」と語った。

先月 WSJは、非公開情報報告書からの引用で「武漢研究所の研究員たちが、新型コロナに似た症状をみせ 病院の治療を要請していた」と報道している。その後 WSJは 後続の報道で、WHO(世界保健機関)の報告書から引用し「2012年 中国南西部のある銅の廃鉱で、コウモリの排泄物を掃除していた鉱夫6人が怪しい肺炎の症状を見せた後 3人が死亡し、武漢研究所が これまで様々なウイルスに人為的変化を起こす研究をしてきた」と伝えた。また「新型コロナの初の感染者の発生直前、中国当局が大々的な動物のサンプル検査を行なっていた情況だった」という内容を伝えた。

WSJの このような立て続けの報道により、「武漢研究所がウイルス流出地だ」という疑惑が有力視されている。昨年の春には「新型コロナウイルスは、コウモリから中間宿主を通して人間へと伝染された」というのが支配的な見解であった。

バイデン大統領は先月26日、米情報当局に「新型コロナに関する結論を下すために、90日にわたって情報収集を再遂行するよう」指示している。バイデン大統領は ローレンス・リバモア国立研究所について言及はしなかったが、政府傘下の国立研究所も この作業に参加することを明らかにしている。

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