P4G「平壌」首脳会議?…オープニング映像に誤って平壌の地図が使われる(画像提供:wowkorea)
P4G「平壌」首脳会議?…オープニング映像に誤って平壌の地図が使われる(画像提供:wowkorea)
韓国で開催された最初の環境分野多国間会議「2021 P4Gソウル首脳会議」において、開会式から盲点が浮き彫りとなった。オープニング映像でソウルではなくピョンヤン(平壌)の地図が登場したのだ。韓国政府は映像制作会社の誤りだったとして、すぐに修正したと釈明した。

映像は今月30日のP4G首脳会議のオープニングで、今回の会議の開催地がソウルという点を強調する内容を盛り込んだ。第1回P4G首脳会議の開催地であるデンマークのコペンハーゲンが映像冒頭に登場し、続いてソウル都心のあちこちが映像に登場しながら、第2回P4G首脳会議の開始を知らせる予定だった。ところが、その後に突然ソウルのハンガン(漢江)とヨイド(汝矣島)ではなく、平壌のヌンラド(綾羅島)が登場した。

この映像の当初の意図は、ソウル全景からズームアウトして地球全体まで映すことだった。しかし、その始まりの場所となる衛星写真の位置が誤って設定され、ソウルではなく平壌が映し出された。

韓国政府は直ちに誤りを認めた。問題が発覚すると、P4G首脳会議準備企画団は31日、「P4Gソウル首脳会議における開会式の映像で、ソウルが映し出されるはずの場面で平壌にある綾羅島の全景が映し出された経緯について」というタイトルの資料を出して「映像制作会社の誤りだった」とし、直ちに修正したことを明らかにした。企画団は「行事の直前まで映像の細部事項を編集および修正する過程で映像制作会社側の誤りで発生したものであり、誤りの認知後はこの部分を修正措置した」と説明した。また、「企画団はこのような問題が再発しないように注意を徹底する」と強調した。
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