「ほかの女性と酒を飲んだ」と怒り恋人を集団暴行した50代女性、執行猶予判決=韓国(画像提供:wowkorea)
「ほかの女性と酒を飲んだ」と怒り恋人を集団暴行した50代女性、執行猶予判決=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、恋人が自分以外の女性と会っていることに腹を立て、知人らと共に集団暴行した女性に執行猶予判決が言い渡された。

 また、暴行に加わった2人の知人には懲役刑が宣告された。

 27日、裁判所によるとソウル東部地裁は先ごろ、重傷害容疑などで起訴されたA被告(50)に懲役1年6か月・執行猶予3年、B被告(42)に懲役4年、C被告(47)に懲役2年6か月をそれぞれ言い渡した。

 被害者Dさん(58)と恋人関係だったA被告は昨年6月29日深夜、知人のB被告とC被告に「いまD(恋人)がほかの女性と酒を飲んでいるのを見た。一緒に来て」と誘い出し、ソウル市内の飲食店に向かった。

 現場に到着した知人らと共にA被告はDさんに集団で暴行を加え、Dさんは外傷性硬膜下出血により意識不明となった。その後、Dさんは意識を取り戻したが四肢麻痺の状態で、日常生活が困難な状況になったことがわかった。

 判事は「犯行内容、方法および結果などからも罪責は重い」とし、「被告人らは自身の行為と結果、発生の間の因果関係や重い結果に対する予見可能性、共犯関係などを否認し、自身の過ちを心から反省する態度が見えない」と指摘した。

 一方、被告人らは1審の判決を不服とし、全員が控訴状を提出した。
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