同社は昨年7月、「エクシェント」10台をスイスに輸出した。以降約10か月間、計46台をスイスに輸出し、累計走行距離を75万キロメートルとした。
「エクシェント」は、走行中に二酸化炭素の排出がないのが特徴だ。同クラスのディーゼル車が1キロメートルあたり0.78キログラムの二酸化炭素を排出すると仮定した場合、「エクシェント」はスイスにおいて10か月間で約585トン以上の二酸化炭素節減効果を上げている。
21年型モデルは従来の「エクシェント」に、新たなグリルを採用しシャーシのラインアップを増やしたのが特徴だ。前面部は直線的で太いV字型の装飾クロムと、立体的なメッシュパターンを適用したフロントグリルが、強靭(きょうじん)かつ環境にやさしいイメージを演出する。
さらに運転席にエアバッグを基本搭載し、オプションとして油圧式パワーステアリングシステムを選択できるようにした。またスイス現地での意見を反映し、車軸は4×2と共に6×2を追加し選択の幅を広げた。
同社は年内に、計140台の21年型「エクシェント」をスイスに輸出する予定だ。また2025年まで、すでに引き渡した台数を含む計1600台の水素燃料電池トラックをスイスに供給する予定であるほか、他の欧州の国にも進出するため協議を続けている。
また北米では、カリフォルニアなどの自治体や民間物流プロジェクトとの協議を行っている。さらに一般の顧客に対しては、年内に水素燃料電池トラックを体験できる場を提供する予定だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101