韓国元議員「アストラゼネカ接種してもグアムに行けない」(画像提供:wowkorea)
韓国元議員「アストラゼネカ接種してもグアムに行けない」(画像提供:wowkorea)
韓国の医師出身のパク・インスク前未来統合党(現在の党名“国民の力”)議員は16日、「ファイザーとは異なり、アストラゼネカワクチンを接種しても、グアムに行くことができない」とし「接種したワクチンの種類に対する差別が起こる可能性がある」と指摘した。

この日、パク前議員は、自身のSNSを通じて「グアムが、米国食品医薬品局(FDA)が緊急承認した新型コロナワクチンの2次接種を完了した旅行者に限り、義務隔離を免除する」という内容を共有し、このように明らかにした。

パク前議員によると、現在、米国FDAが承認したワクチンは、ファイザー、モデルナ、ヤクセンのワクチンで、アストラゼネカは抜けている。

パク前議員は「グアム旅行をする、しないの問題ではない。ムン・ジェイン(文在寅)政府はファイザーか、アストラゼネカか、ありとあらゆる基準を決めておいて、その基準も頻繁に変えながら時間を引き延ばしてきた」と主張した。

続いて「ワクチン接種完了した国民は、90万5420人(1.75%)に過ぎない」とし「ワクチン接種を完了したとしても、ファイザー接種者は、グアム旅行に行くことができ、アストラゼネカ接種者は行くことができない」と語った。

パク前議員は、「家族一緒に米国に行くのは、当分の間難しく見える。誰も予想していなかったこと」とし「家族旅行、団体旅行も、ワクチンの種類別に販売するときだ」と述べた。

これに対し、キム・ナムグク“共に民主党”議員は、政府のワクチン接種政策を批判したパク前議員に向かって「ワクチン接種妨害勢力」と反論に出た。

キム議員は17日、自分のSNSを通じて「野党が不安と不信を助長するようだ」とし「再選まで果たした“医師”出身の政治家が、ワクチンの種類まで分けて、政府を非難し、国民の不安と不信を助長する言動をするのか」と声を高めた。

キム議員は「アストラゼネカワクチンは、英国、欧州など世界149カ国で使用が承認され、ファイザーは93カ国で承認されており、全世界164カ国で13億回以上の予防接種が行われている」とし「多数の国家で安全性に問題がないことを、共に確認している」と主張した。

彼は「特定のワクチンについて不信を助長し、“海外旅行は、家族別々に行くことになる”、“海外旅行の際、特定のワクチンは差別を受ける”等の主張をすることは、本当に酷いことだと思う」とし「むしろワクチン接種率を低下させるために、不安や不信に助長するようである」とした。

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