漢江・医大生事件の父「溺死」判定に「息子は水を嫌っていた」＝韓国

韓国ソウルの盤浦漢江公園で行方不明になり死亡したまま発見された大学生の故ソン・ジョンミン（22）氏の死因が溺死と明らかになったことについて、父親のソン・ヒョン（50）氏が「息子は水を嫌っていた」という記事をアップして注目が集まっている。

ソン氏は14日午前、自身のブログに「水を嫌っていた息子」というタイトルの記事を載せた。

彼は「昨日の写真が情報提供されるとすぐに待っていたかのように酒9瓶が登場した」とし「二人が酒を買ったことはすでに警察に資料があるのに、なぜよりによってその日2時18分の写真が公開されてからお酒の話が出たのでしょう？」と疑問を提起した。

彼が言及した写真は、事件当日ジョンミン氏と友人A氏を目撃した人が撮影して提供した写真を指すものと思われる。この写真ではジョンミン氏と推定される男性が横たわっていて、すぐそばには野球ジャンパーを着たA氏がバッグを背負ったまま座っている。

続いてソン氏はあるメディアの報道について「辛い。友人がひどくふらついたことを強調した」と不快な気持ちを示した。また「（酒を）たくさん飲んだ息子が水に直接入ることが簡単だったのでしょうか？何が言いたいのでしょうか？」と問うた。

今月13日、ソウル警察庁はジョンミン氏の死亡原因が溺死と推定されるという解剖鑑定書を前日国立科学捜査研究院から受け取った。また、国立科学捜査院は剖検時にジョンミン氏の頭部で発見された2つの傷は死因として検討する程ではないと判断した。