韓国の李仁栄 統一相(画像提供:wowkorea)
韓国の李仁栄 統一相(画像提供:wowkorea)
韓国のイ・イニョン(李仁栄)統一相は、高齢の離散家族3世帯を直接 訪問し 贈り物を非対面で届け、電話で慰労のメッセージを伝える予定である。

韓国統一部(省)は5月の「家庭の月」を迎え、高齢および生活基盤がぜい弱な離散家族および北朝鮮離脱住民(脱北民)を対象に、安否の確認とともに贈り物を送るという「慰労の支援事業」を推進すると、今日(12日)伝えた。

統一部によると、全国のハナ・センター(地域の脱北民のための支援センター)を通じて 国内に定着した満65歳以上の高齢 脱北民 約2000人に対して、先月26日から今月10日まで 電話で安否を確認した。このうち 一人暮らしおよび生計困難に直面している600人あまりに対して 必要な医療・福祉措置をとり、来月から8月まで 毎月1回ずつの計3回にわたって 健康食品を含めた生活必需品セットも送る予定である。

また 今月17日からは、全国で90歳以上の離散家族のうち 基礎生活保障受給者 約1500人を対象に、雑穀・アワビ粥・海苔の食品セットとカーネーションカードを非対面で送る計画である。

イ統一相は、対象者のうち ソウル地域に住んでいる離散家族3世帯を直接 訪れ、自宅の玄関の前に贈り物を届け、電話で慰労のメッセージを伝える予定である。

統一部は「今後も 高齢の脱北民に対して 長期的に安否を確認する“安否コール”サービスと、経済困難世帯に対する生活支援事業を続けていく一方、新型コロナウイルス感染症の状況により 困難に直面している高齢の離散家族のために、多様な非対面方式の支援を拡大していく」と語った。

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