韓国、就任4周年を迎える文大統領、支持率33%→36%と上昇

就任4周年を迎えたムン・ジェイン（文在寅）大統領の支持率が30%半ばを記録した。

世論調査専門機関リアルメーターが、今月3〜7日（5日を除く）の四日間、全国18歳以上の有権者2015人を対象に調査をおこなった結果、文大統領の支持率は、前週比3.0%ポイント上昇した36.0%となった。

不支持率は2.3%ポイント下落した60.3%だった。支持・不支持の差は24.3%ポイントで、“わからない”や“無回答”は0.8%ポイント減の3.7%であった。

圏域別にみると、プサン（釜山）・ウルサン（蔚山）・キョンサンナムド（慶尚南道）で上昇が目立った。釜山・蔚山・慶南は前週23.5%に比べ、10%上昇した33.5%だった。テグ（大邱）・キョンサンブクド（慶尚北道）は22.1%から25.7%に上昇した。しかし、テジョン（大田）・セジョン（世宗）・チュンチョン（忠清）は前週の31.9%から3.2%ポイント下落した28.7%だった。

年齢別では、40代の支持率が9.5%ポイント大幅に上昇し、過半数以上である50.4%が支持していることが分かった。不支持45.4%を上回る数値だ。 50代（42.4%）でも8.6%ポイント大幅上昇した。しかし30代（37.6%）と70代以上（25.6%）、20代（25.7%）で、それぞれ2.6%ポイント、2.3%ポイント、1.2%ポイント下落した。

職業別では、自営業者（37.5%）、事務職（46.9%）で、それぞれ7.0%ポイント、6.9%ポイントずつ、大幅に上昇した。

今回の世論調査の標本誤差は95%の信頼水準で、±2.2%pである。回答率は5.8%であった。