こどもの日のイベント参加者3人が感染…市長も2週間隔離＝韓国昌原市

キョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市で開かれたこどもの日のイベントの参加者が相次いで新型コロナウイルスに感染したことが分かった。

昌原市は5日に開かれたこどもの日のイベントに参加した市民の中に新型コロナウイルス感染者がいることを確認したと8日に明らかにした。7日と8日の2日間で同ウイルス新規感染者が15人発生しており、このうち3人がこどもの日の行事に参加したことが確認された。

この日のイベントは、昌原市のある団体がおもちゃやお菓子などが入った体験グッズ2000箱を「ドライブスルー」方式で渡すものだった。このイベントに市民2000人余りが集まり、その後8日までに関連イベントに参加した3人が相次いで新型コロナウイルスに感染した。

この日のイベントに参加したホ・ソンム昌原市長も感染者との濃厚接触者となり、2週間の自己隔離に入った。

感染者と40分間にわたり同じ場所にいたホ・ソンム市長は7日、濃厚接触者に分類された。ホ・ソンム市長はすぐに新型コロナウイルスの診断検査を受けたが、陰性だった。

これに先立ち、ホ・ソンム市長は先月2日、昌原の保健所でアストラゼネカ社製のワクチン接種を受けたが、感染症関連法令により今月19日までの2週間にわたる自己隔離に入った。