潘基文前国連事務総長、ミャンマー児童支援に1万ドル寄付(画像提供:wowkorea)
潘基文前国連事務総長、ミャンマー児童支援に1万ドル寄付(画像提供:wowkorea)
国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」は、パン・ギムン(潘基文)第8代国連事務総長がミャンマーの児童支援事業のため1万ドル(約109万円)を後援したと、7日明らかにした。

潘前総長は4月の4・19民主平和賞の授賞式で、国連事務総長として民主主義と平和、人権伸長に貢献したことを認められ、第1回受賞者に選定された。当時、受賞の所感を通じ、ミャンマー軍部の暴力事態に対して糾弾し、国際社会が行動に出ることを促した潘前総長は、賞金の一部をセーブ・ザ・チルドレンに寄付した。

潘前総長は、2008年に熱帯性サイクロンで大きな被害を受けたミャンマーが国連などの外部の救護を拒否したため、ミャンマーを直接訪れ、軍政指導部である国家平和開発評議会の議長と直接面談し、国籍を問わずすべての救護人力を受け入れるよう説得しており、ヤンゴン空港を国際社会の救護品を分け与える空港として利用できるよう合意に導くなど、国際平和と国際紛争の調整および解決のため寄与した。

潘前総長は、「ミャンマーを民主化させたことに自負心を感じている」とし、「今回ソウル大学4・19民主平和賞を初めて受賞したが、罪のない子どもが死に、経済が苦しく、特に子どもが最も苦しんでいるミャンマーのため、賞金を寄付することにした」と話している。

セーブ・ザ・チルドレン・コリアのオ・ジュン理事長は、「ミャンマーの民主化に決定的な役割を果たした方が、4・19民主平和賞として受け取った賞金をセーブ・ザ・チルドレンを通じてミャンマーに寄付してくれたことに感謝しており、特別な意味がある」と伝えた。
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