現れたワクチン効果…教会22人集団コロナ感染では接種を終えていた1人だけ陰性=韓国(画像提供:wowkorea)
現れたワクチン効果…教会22人集団コロナ感染では接種を終えていた1人だけ陰性=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のチュンチョンブクド(忠清北道)クェサン(槐山)郡の教会で発生したコロナ集団感染で、ワクチン接種者については感染が伝播していないことが確認された。

5日、疾病管理庁によると、4月9日と11日の2回、当該教会での礼拝出席者23人中22人がコロナ感染判定を受ける集団感染があった。しかし、1人は感染判定を受けなかった。

感染していない1人は当該礼拝の前にワクチンを接種していたことが確認された。つまり、ワクチンの伝染遮断能力が確認されたということだ。

疾病管理庁は「礼拝に訪れる際の個人衛生守則、マスク着用など、行動的側面からその違いを述べることは難しい」としながらも、今回の事例はワクチン効果をよく示していると紹介した。

当該教会は、先月12日に2人の感染者が発生した後、翌日の13日には14人の感染者が追加されるなど、計30人以上が感染した。

コロナ予防接種対応推進団が2月26日から4月26日まで60歳以上のワクチン1回接種者を対象に感染予防効果を算出した結果、接種2週間後から平均86.6%以上の感染予防効果が現れた。

ワクチン別の感染予防効果は、アストラゼネカワクチン86.0%、ファイザーワクチン89.7%とほぼ同じになっている。

ただし、疾病管理庁は「影響はあるものの、一例で推定・断定を語るのは難しい」とし、ワクチンを接種しても防疫守則をきちんと遵守するよう求めた。

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