新型コロナウイルスワクチン予防接種センター、人手不足を解消するためボランティア派遣 = 韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスワクチン予防接種センター、人手不足を解消するためボランティア派遣 = 韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスワクチン予防接種センターの人手不足を解消するため、接種の現場にボランティアを派遣する。ボランティアはワクチンの接種を終えた状態でなければならず、実際の派遣までにはかなりの時間を要するものと思われる。

 5日、中央災害安全対策本部は行政安全部から「新型コロナウイルスワクチン予防接種センターボランティア派遣計画」の報告を受けた後、議論を経てこのような決定を下した。行政安全部は全国246か所のボランティアセンターをワクチン予防接種統合ボランティア支援団体制に転換し運用する。

 だが、ボランティアをすぐ現場に派遣するわけではない。ユン・テホ中央事故収集本部防疫総括班長はこの日の会議で「ワクチンの予防接種が始まれば一定の免疫が形成される時まで、1次接種を終えてすぐに派遣されるわけでもない。免疫が形成される時まで待てば、相当な時間がかかることが予想される」と述べた。

 統合ボランティア支援団は、各地域のボランティアセンターを中心に、管内のボランティア関連団体などで構成される。ボランティアの募集・派遣・安全教育などボランティア活動を包括的に支援する。これと同様に行政安全部は韓国中央ボランティアセンターとともに「ワクチン予防接種センターボランティアポジションマニュアル」も準備して全国に配布する。

 マニュアルによると、ボランティアはワクチン予防接種センターの区域別にポジションを割り当てられて活動する。接種現場の秩序維持、体の不自由な人の移動のサポート、発熱感知、手の消毒、対象者の身分確認などの行政支援のポジションを担当する。行政安全部は業務遂行時、事故が発生すればボランティア保険で保証を受けられるようにサポートシステムも準備した。

 ワクチン予防接種センターの運営費を活用し、ボランティアに食費など所定の活動費も支給する。行政安全部は、ワクチン予防接種支援団内にボランティア活動支援専門チームを新設し、統合ボランティア支援団と協力体制を構築して行政的支援を行う。
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