検査件数は半分に減ったが…ソウルのコロナ新規感染者、ここ4日間とも200人台=韓国(画像提供:wowkorea)
検査件数は半分に減ったが…ソウルのコロナ新規感染者、ここ4日間とも200人台=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル地域のコロナ感染者数が4日間、200人台を維持している。週末を迎えて検査件数は普段の半分程度に止まったものの、学習塾、飲食店など、地域社会の所々で散発的な感染が相次いでおり、新規の感染者数はなかなか減っていない。

11日、ソウル市によると、この日0時現在のソウル地域のコロナ感染者数は、前日(10日0時)比214人増の3万4071人と集計された。

新規感染者は7日(発生日基準)、約50日ぶりに200人以上になってから、8日は215人、9日は201人、10日は214人と感染の拡散傾向が続いている。

特に、週末の10日には、検査件数が2万2876件で、前日(4万1352件)に比べ45%ほど減少したが、依然として200人台の感染者が出ている。この2週間、ソウル地域の平均検査件数は3万3101件を記録した。同期間の1日平均の新規感染者数は175人だ。

この日の主な集団感染事例は、ヤンチョン(陽川)区の学習塾関連が9人、チョンノ(鍾路)区の公共機関7人、ソチョ(瑞草)区の室内体育施設4人、トンデムン(東大門)区の飲食店3人、チュンラン(中浪)区の医療機関3人、ソンブク(城北)区のサウナ1人などだ。まだ感染経路が把握されていない事例は58件で、全体感染者の30%に達する。

陽川区の学習塾では7日、受講生が最初に感染した後、従業員、家族などを中心に10人が追加感染した。11人ともソウル市の居住者だ。ソウル市は、感染者が発生した施設について防疫措置を取り、感染経路や接触者の把握に乗り出した。現在、学習塾の受講生および従事者など、232人に対する検査が行われた。

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