ソウル市、自転車の運転能力認証制を6月に導入…「合格時は公共自転車の料金割引」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市、自転車の運転能力認証制を6月に導入…「合格時は公共自転車の料金割引」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市が安全な自転車利用文化定着の為、自動車運転免許試験と同じような、「自転車運転能力認証制」を今年6月に導入する。

ソウル市は自転車安全教育制度を全面的に改変し施行すると7日、明らかにした。
改変される主要内容は、自転車交通安全教育認証制導入、年齢代別の標準教材開発などを通じたカスタマイズ型教育、自転車講師の養成拡大、自転車装備教育実施、自転車安全教育統合ウェブサイトのオープンなどだ。

ソウル市は6月から自転車運転能力を評価する「自転車交通安全教育認証制」を始める。自転車安全教育を履修し、自転車を乗る時には知らなければいけない交通法規などに対する筆記試験(1時間)と直線やカーブのコースを走る実技試験(1時間)を通過すればソウル市が認定証を発給する。有効期間は2年だ。

認証制は受験者の学習・身体能力を考慮し初級(満9~13歳)、中級(満13歳以上)に分かれて進められる。各自治体で施行する自転車安全教育を履修したものに対し応募資格が与えられる。中級合格者の場合、2年間タルンイ(ソウル市の公共自転車)利用料金の一部が割引されるインセンティブが付与される。

ぺ・ドクファンソウル市自転車政策課長は「コロナウイルスの局面で非対面交通手段として自転車の利用率が急増し、それにより安全な自転車利用文化の定着がさらに重要になった。多角度へ政策を広げ、ソウル市民がより安全で便利に自転車を利用できるように最善を尽くす」と話した。
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