国民の力「朴映宣候補が通訳・翻訳を専攻する学生にAIを紹介? 人よりAIが先か」=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の力「朴映宣候補が通訳・翻訳を専攻する学生にAIを紹介? 人よりAIが先か」=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の力はパク・ヨンソン(朴映宣)共に民主党ソウル市長候補が通訳・翻訳を専攻する学生たちに人工知能(AI)基盤の動画字幕制作プラットフォームのスタートアップ業務を推薦したことについて「無能・無知・無資格の3無候補」と猛非難した。

パク・ギニョン国民の力中央選挙対策委員会副報道官は31日、論評を通じて「雇用創出に対する計画を立てるどころか、フリーランサーの仕事だけを紹介した」と述べた。

パク副報道官は「通訳・翻訳の大学院まで通って勉強し、就職を控えている学生に、不規則で1件当たりの代価を受け取るフリーランサーが目標なのか、安定的な職場が目標なのか、まともな考え方をする人なら誰でも後者を選ぶと思う」と指摘した。

また「朴候補側の釈明の中でディープラーニングに言及しているが、例えばグーグル翻訳に適用された人工神経網機械翻訳(NMT、Neural Machine Translation)にはディープラーニングが適用されていて、最初は人が結果を評価する過程があるが、その後は自ら絶えず反復し、だんだんとよい翻訳になる」とし「結局、人の役割は初期段階でのみ集中的に必要になり、後には人が随時、翻訳文を入力する必要がない」と説明した。

さらに「会社のサービスに対し、まともに理解もしていないまま学生に推薦して説明したもの」とし「基本情報もなく、知ったかぶりだけをする朴映宣候補は無知だ」と厳しく忠告した。続いて「レベルの低い言い訳で自分をこき下ろしているのに本人だけは知らないようで残念だ。助言を1つ差し上げるなら、スローガンを『人よりAIが先だ』に変えれば、言行一致で国民の共感を得ることができる」と非難した。

これに先立ち朴映宣陣営関係者は論難について「よくAI翻訳をすれば、通訳・翻訳の人たちの役割は減ると思われるが、AIの結果を作る『ディープラーニング』技術のためには人の翻訳結果が必要だ」と説明した。さらに「簡単な機械翻訳は人工知能が行っても、結局その結果を検証するのは人間だ。自然な翻訳をする人たちが通訳・翻訳の専攻者にならなければならないという趣旨で朴候補が答えた」と付け加えた。

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