韓国のソウル市長補欠選挙、与党“共に民主党”の朴映宣候補(左)と野党第一党“国民の力”の呉世勲 候補(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル市長補欠選挙、与党“共に民主党”の朴映宣候補(左)と野党第一党“国民の力”の呉世勲 候補(画像提供:wowkorea)
韓国で来月行われるソウル市長補欠選挙戦の最中、与党“共に民主党”のパク・ヨンソン(朴映宣)候補と野党第一党“国民の力”のオ・セフン(呉世勲)候補がきのう(30日)、新型コロナウイルス感染症事態への対応において「衝突」した。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

両候補はこの日、選挙管理委員会主催のテレビ討論に参席し、オ候補は「政府の無能によりワクチンの確保が遅れ、韓国の接種率がOECD(経済協力開発機構)のうちで最下位だ」とし「韓国の接種率は1.6%にしかすぎず、全世界で101位だ」と指摘した。つづけて「(パク候補は)ワクチン接種速度が4位だとして言い逃れをしているが、それだけを訴えている状況なのか」と非難した。

オ候補は「先進国では すでに上半期に集団免疫が可能となり、ワクチン旅券の話も出てくるほどだ」とし「わが国が接種競争で遅れているのは明確なのに、政府は はっきりとした発表はせず、11月までに集団免疫をするという言葉だけを繰り返している」と批判した。つづけて パク候補に向かって「ワクチン確保があまりにも低調で、国民は一日一日が非常に心配だ」とし「導入物量がどのくらいなのか わかっているのか」という質問を投げかけた。

これにパク候補は「今日 イスラエルの首相が“最も早く集団免疫を形成した秘訣は何か”という問いに『韓国から習った』と答えた」とし「オ候補が質問した全てに対して説明できる」と主張した。つづけて「“国民の力”の最も大きな問題は、アストラゼネカ社ワクチンが入ってきた時には、まず大統領から接種しろと攻撃したかと思えば、もう接種したので 今度は順序が逆だと言い出している」とし「これは いくら野党だと言っても、いいことは評価し、そうでないことは指摘してこそ、国民も納得する」と強調した。また「韓国の経済成長率は、昨年OECDの中で1位だ」とし「1位が可能であった原動力が どこから出てきたと思うか」と反問した。

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