警察、新都市遠征投機疑惑LH全北本部を家宅捜索＝韓国

韓国警察が韓国都市住宅公社（LH）職員らの不動産投機疑惑と関連し、LH全北本部などへの強制捜査に乗り出した。

　全北警察庁の不動産投機事犯専担捜査チームは22日午前8時からLH全北本部など3か所を家宅捜索した。

　捜査チームは担当捜査官らを全北本部などに送り、関連書類やコンピューターのハードディスクなどを確保した。同日の家宅捜索は、約2時間40分後の午前10時45分頃に終了した。

捜査官らは証拠品を入れた青い箱を持って庁舎の正門を出た後、取材陣の質問には一切答えず、待機していた車に乗り込んだ。

　LH職員らの投機疑惑に関連し、国家捜査本部から事件を移牒され、内偵捜査を進めてきた捜査チームは同日、家宅捜索を通じて正式捜査に切り替えた。捜査対象はLH全北本部の職員1人など計3人だという。

　同日、家宅捜索が行われたLH全北本部以外の2か所は、確認されていない。

　警察関係者は「この日確保した家宅捜索の資料などを基に分析に入る予定」とし、「詳しい内容は話せない」と伝えた。