国連の報道官は19日(現地時間)の定例会見で、“世界食糧計画(WFP)の職員2人が北朝鮮を発ったのか”という質問に「国連の国際職員たちは、家族に会うために故国へと帰った」とし「彼らは かなり長い期間(北朝鮮に)滞在していたため、家に帰る必要があった」と答えた。
つづけて「国境封鎖により、彼らは即(北朝鮮へと)戻ることはできない」とし「国連の職員に対する新型コロナに関する封鎖が解除され次第、ピョンヤン(平壌)へと戻るだろう」と説明した。北朝鮮は 昨年初めから新型コロナ防疫を理由に国境を封鎖し、国内の移動も制限している。
この報道官は「北朝鮮にある我々の事務所は 依然として運営されており、北朝鮮住民のために 国連現地職員たちと遠隔で働いている」と語った。
また「国連は、“COVAX(新型コロナワクチンの共同購入および配分のための国際プロジェクト)”のワクチンキャンペーンを支援するために働いており、これを通じて職員たちが復帰する機会を得ることができ、その規模も拡大することを希望する」と付け加えた。
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