英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン=(聯合ニュース)
英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領直属の諮問機関、民主平和統一諮問会議が19日に発表した世論調査結果によると、韓国で新型コロナウイルスのワクチン接種が十分に行われた後、北朝鮮にワクチンを支援することについて「とても賛成」との回答は30.2%、「おおむね賛成」は43.9%で、計74.2%が賛成の意見を示した。調査は今月12~13日に実施された。 「とても反対」との答えは12.2%、「おおむね反対」は12.2%で、反対意見は計24.4%だった。 米朝対話の再開のため、米国のバイデン政権が重点を置くべき課題については、43.9%が「北の態度変化に応じた対北制裁の一部緩和」と回答した。「制裁強化などを通じた圧力」は16.0%だった。 2018年4月と9月の南北首脳会談での合意事項を安定的に履行するための優先課題としては、「対北制裁緩和のため米国など国際社会を説得」(43.6%)を選んだ回答者が最も多かった。 一方、南北の統一が必要かどうかを尋ねる質問には69.3%が必要と回答し、前年10~12月期の調査(72.0%)に比べてやや減った。 「北はわれわれにとってどのような対象か」との質問には39.7%が「協力もしくは支援の対象」を選び、前年10~12月期(41.3%)より減少した。「警戒もしくは敵対対象」は37.6%で、前期(36.6%)より増えた。
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