韓国で 高濃度の大気汚染現象が続いていることから、中韓の環境当局が緊急会議を開いた(画像提供:wowkorea)
韓国で 高濃度の大気汚染現象が続いていることから、中韓の環境当局が緊急会議を開いた(画像提供:wowkorea)
韓国で 高濃度の大気汚染現象が続いていることから、中韓の環境当局が緊急会議を開いた。今回の会議では 大気汚染と炭素中立など、両国の共同懸案について緊密に協力していくことで合意した。

韓国のハン・ジョンエ(韓貞愛)環境相と中国の黄潤秋 生態環境相は今日(16日)の午後、TV会議を開いた。両国は、今月11日から韓国首都圏地域において 2日連続で高濃度の大気汚染に対して「非常低減措置」を施行するほどの緊迫な状況を考慮し、今回の会議を電撃的に開くことにした。

この日の会議で中韓の環境相は、両国の国民の関心が最も高い環境問題の一つである大気汚染を 一日も早く解決するためには、両国政府の高い関心と協力が必要だということで、意見が一致した。

ハン環境相は、高濃度の大気汚染による韓国民の懸念を黄環境相に伝え、高濃度の大気汚染の発生が予想される場合、両国の環境相を含めた高位級が緊急に措置事項を共有し、協力を強化するためのホットラインを開こうと提案した。

両国の環境相は今年「晴天計画」の細部履行案を確定し、大気汚染防止政策・技術の共有・大気質の予報情報・技術交流などを スピード感をもって推進し、両国が双方の高濃度大気汚染の管理対策の立案においても協力するなど、高濃度大気汚染対策の立案段階から緊密に協力していくことにした。

このことに加えて、日ごと気候変動危機の深刻さが激しくなっていることから、両国は全世界が炭素中立を指向していることに合わせて、炭素中立を新たな協力テーマとして設定し、今後の協力方案についても話し合った。

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