韓国与党“共に民主党”のイ・グァンジェ議員(画像提供:wowkorea)
韓国与党“共に民主党”のイ・グァンジェ議員(画像提供:wowkorea)
「米国務省で朝鮮半島課を訪ねた時、『あちらの隅にある事務室に行くように』と言われた」

韓国与党“共に民主党”のイ・グァンジェ議員はきのう(2日)、記者たちに「議員外交の視野を拡げなければ」と決心したきっかけについて、先のように語った。

コリン・パウエル米国務省長官当時(ジョージW・ブッシュ政権時)、米国務省を訪れたイ議員の目に入ったのは、みすぼらしい朝鮮半島課の事務室とは対照的に 国務省の所々に置かれていた「歌舞伎人形」であった。

歌舞伎は日本の伝統芸能であるが、米国務省を訪れた日本政府の関係者が お土産として渡したものと予想できた。

イ議員は「米国で、朝鮮半島問題を考えるチームの地位が低いということを実感した光景だった」とし「米国の人々、米国の与野党の政治家にとって、朝鮮半島の存在価値が高まるようにしなければならないと考えた」と語った。

この日 イ議員が所属する与党のシンクタンク“民主主義4.0”は、ジョー・バイデン米政権発足後 初めて「米韓議員との対話」を開催した。この企画者はイ議員である。韓国側からは 与党議員30人あまりが参加し、米国側からは 朝鮮半島と米国の対北政策に精通した人物たちが参加した。

イ議員は「米国は議会の強い国だ」とし「6月の米外交安保チームが完全に構成される前に討論会を開催し、互いへの理解を高めることができればと思った」として、今回の討論会開催の主旨を説明した。

イ議員は今後も、日本・中国・ロシアなどの4強国家たちとの議員討論会を企画する予定である。朝鮮半島の平和のためには、米国だけでなく周辺国たちの協力と理解が重要だと考えているためである。イ議員は「日中ロの拍手の中で、朝鮮半島の平和・繁栄の道を築いていく」と強調した。

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