鄭義溶外交部長官就任から2週間...「日韓外相の電話会談はまだ未定」=韓国(画像提供:wowkorea)
鄭義溶外交部長官就任から2週間...「日韓外相の電話会談はまだ未定」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の外交部(外務省に相当)はチョン・ウィヨン(鄭義溶)外交部長官が就任してから2週目の23日、日韓外交長官間の電話会談の日時はまだ未定だが、日本側との協議は進行中であると明らかにした。

チェ・ヨンサム外交部報道官はこの日の定例ブリーフィングで「チョン・ウィヨン外相就任後、日韓外相間の電話会談が行われていない理由は何か」という趣旨の質問に「双方間で疎通はしているが、まだ決まっていない」とだけ答えた。

チェ報道官はまた「政府は、特に外交部は、今後適切な時期に疎通できると期待している」と強調した。

チョン長官は今月9日に就任後、米国、ロシア、アラブ首長国連邦(UAE)、中国、カナダの外交首長と電話会談を行なったが、日本の茂木敏充外相とは行なっていない。

カン・ギョンファ前長官は就任後初の電話会談の相手が日本であり、ユン・ビョンセ元長官も就任三日目に、日本と電話会談を行なっている。

遅れる日韓外相間の電話会談をめぐり、過去の問題などで悪化の一途を辿っている日韓関係が反映されたという観測が提起されている。

特に22日、日本による「竹島の日」行事の強行に韓国外交部が日本大使館総括公使を招致し抗議の意を伝えるなど、最近、雰囲気がより一層悪化している。

チェ報道官はまた、「日韓関係改善のために、米国の仲裁要請が行われているか」という質問には、「日米韓の協力がいかに重要であるかについて(日韓)双方または3カ国が共感している」とだけ述べた。

続いて19日にあった日米韓3カ国の北朝鮮核交渉代表者間のテレビ協議を言及し「(当時の)協議の際、日米韓は、朝鮮半島と北東アジア地域の平和・安全に関する3カ国協力の有用性があることに共感した」とし「今後、このような協力のために続けて努力していく予定」と付け加えた。


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