中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=21日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン11万7000回分が26日に韓国に到着し、27日から医療従事者への接種が行われる。韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相が21日、中央災難(災害)安全対策本部の会議で発表した。 韓国はワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じ、ファイザー製のワクチンを調達する方針を明らかにしていた。 丁首相は26日に国内で生産した英アストラゼネカのワクチンで初めての接種が始まるとして、「政府が責任を持って安全性と効果性を立証したため、国民は信じてワクチン接種に積極的に参加してほしい」と呼び掛けた。 政界の一部からアストラゼネカのワクチンの予防効果などを問題視する声が上がっていることについては、「ワクチンを政争の材料にすることを控え、接種が順調に進むよう力を合わせてほしい」と要請した。
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