張耿態、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
張耿態、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
チャン・ギョンテ(張耿態)共に民主党議員が9日、「国民の力の『キル(Kill)防疫』主張は、マルタ的発想」と再度主張した。

張議員はこの日の午後、フェイスブックを通じて「感染者が1日に数十万人ずつ発生して特段の選択肢がない国のやむを得ない判断と、きちんと対処して安全性を十分に検討できる韓国は状況から異なる」とし、このように明らかにした。

張議員は「政府が安全性を検証しており、集団免疫比率や全体人口より多い5600万人分も確保した」とし「韓国政府は、食品医薬品安全処(食薬処)が繰り返し安全性に万全を期し、国民が安全に接種できるとき、ワクチンを供給することになる。ワクチン検証を性急に行い、安全だと国民を欺くことはできない」と述べた。

また「国民の力は、完璧に検証されていないワクチンをすぐに国民に注入しようとしている」とし「食薬処は早期検証のため、昼夜を問わず最善を尽くしている。むやみに投薬からしようという無責任な主張はマルタ的発想にすぎない」と指摘した。

張議員は「国民の力の『K-防疫はキル防疫』という対政府質問の妄言は、コロナ危機を克服しようとする国民の努力に冷や水を浴びせ、葛藤だけを助長しては貶める不純な発想」とし「ワクチンは科学であり、政争の手段になってはいけない」と強調した。

張議員は前日(8日)にもフェイスブックを通じて「国民の力は、完璧に検証されなかったワクチン推定注射を国民に注入しようと提案している。事実上、国民を『コロナマルタ』にしようというのか」とし「医療目的だと主張した日本731部隊の亡霊が現在の大韓民国に復活したようで残念だ」と述べていた。

張議員は‘マルタ’などの表現が論難になると掲示文を削除したが、この日は一部修正した文を再び掲載した。

これに対し国民の力は「人性が非常に憂慮される発言」と不快感を表した。

パク・ギニョン国民の力副報道官はこの日の論評で、‘ワクチン推定注射’という張議員の発言に関し「こんな無責任な扇動性発言を、あんなに堂々とするとは尊敬する」と述べた。続けて「英国、米国、イスラエルなど、ワクチン接種を開始した国々はすべて国民を『コロナマルタ』と考えているというのか」とし「ムン・ジェイン(文在寅)政府が確保したというワクチンもまた、ワクチン推定注射ということなのか、はっきりと述べてみよ」とした。

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