韓国政府は米モデルナと2000万人分の新型コロナウイルスワクチンを購入する契約を締結した(イラスト)=(聯合ニュース)
韓国政府は米モデルナと2000万人分の新型コロナウイルスワクチンを購入する契約を締結した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が31日、米製薬大手モデルナと2000万人分の新型コロナウイルスワクチンを購入する契約を締結した。韓国疾病管理庁がこの日の会見で発表した。モデルナとの契約が完了したことで、政府は計5600万人分のワクチンを確保したことになる。 モデルナからのワクチンの供給は2021年の4~6月期に始まる。政府は当初、同社から1000万人分を購入する計画だったが、倍に増え、供給開始時期も7~9月期から前倒しされた。 5600万人分を確保したことで、韓国の人口約5100万人を上回り、集団免疫を獲得するのにも十分な量といえる。 政府はこれまで英アストラゼネカと1000万人分、米ヤンセンファーマと600万人分、米ファイザーと1000万人分の購入契約を結び、ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて調達する1000万人分と合わせて3600万人分を確保していた。 これらのワクチンが国内に供給される時期は、アストラゼネカは来年の1~3月期、ヤンセンとモデルナは4~6月期、ファイザーは7~9月期になる予定だ。 政府はワクチンの受け取り時期を前倒しするため、努力を続ける方針だ。 疾病管理庁の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長は「政府は安全な接種のために総力を挙げて準備しており、接種計画については来年1月中に発表する予定」と伝えた。
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