「年末ショッピング聖地」ミョンドン閉店続く…ユニクロも閉店予定=韓国(画像提供:wowkorea)
「年末ショッピング聖地」ミョンドン閉店続く…ユニクロも閉店予定=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナの影響が続き、韓国ソウルのミョンドン(明洞)のショッピング街は例年とは異なり、流暢な観光客への客引きの声も消えた。

今月26日、買い物客が集まる年末時期にもかかわらず、明洞駅の近くのアモーレパシフィックグループのロードショップブランド、エチュードハウスとネイチャーリパブリックは「臨時休業」状態であった。

ミョンドンで人気のロードショップブランドは、本社は運営中だが、コロナにより訪問者が急減し、人件費の削減などのために多くの店舗が閉店した。

ロードショップ業界は史上最大の危機に置かれている。安価化粧品とH&B(ヘルス&ビューティー)ストアの登場で競争力が落ちた上に、コロナの影響まで重なったためだ。特に他の地域よりも外国人観光客への依存度が高かったミョンドンのロードショップへの打撃は相当のものだ。

化粧品業界だけの問題ではない。ファッション業界も同じ状況だ。ミョンドン通りに位置し、アンテナショップ(消費者の好みや反応などを把握する店)の役割を果たしてきた大型ファッション店も、年末特需を享受するどころか人件費・家賃に耐えられずに閉店を選択した。

エフアールエルコリアが運営しているSPA(製造、流通一括)ブランドユニクロの明洞中央店が代表的だ。この店舗は4階建て3729.1平方メートル(約1128坪)で、2011年開店当時、アジアで最大の売り場と注目され、オープン当時は20億ウォンの売上を上げた。

しかし、昨年の不買運動の影響を受けた上、コロナの影響まで重なり、来月31日を最後に営業を終了する予定である。実際ユニクロを運営しているエフアールエルコリアは、昨年9月1日から今年8月31日(16期)、国内で884億ウォンの営業損失を出した。

ユニクロだけではない。ミョンドンに位置するSPAブランドが続々と閉店している。すでに外資系SPAブランドH&Mの1号店であるミョンドンスクエア店も、先月30日に営業を終了し、国内マルチブランドであるイーランドミョンドン店もコロナの影響で閉店した。
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