新型コロナで外国人の失業者7万人、過去最多＝韓国

新型コロナウイルス感染拡大により、韓国の外国人労働者にも”雇用寒波”が押し寄せている。

　就業者は1年前より1万5000人減り、失業者は7万人で過去最多となった。

　統計庁が21日に発表した「2020年移民者在留実態及び雇用調査結果」によると、ことし5月基準で外国人就業者は84万8000人で前年に比べて1万5000人（-1.8%）減少した。

　帰化許可就業者は2万9000人で、同期間で3000人（-9.2%）減り、減少幅がより大きかった。

　特に、外国人の失業者は7万人で前年に比べて1万9000人（38.2%）増加し、統計が始まって以降、最多を記録した。

　外国人の失業率は 7.6%で、前年に比べて2.1ポイント上昇。帰化許可外国人の失業者は2000人で、同期間で400人（20.0%）増加した。