「K防疫」コロナ防疫模範国“韓国”に「危機」？…外国メディアも「注目」

新型コロナウイルス感染症の統制において世界の模範といわれてきた韓国も、最近 新型コロナの拡散により危機に直面していると、外国メディアが一斉に報じている。外国メディアは特に 今回の流行が以前の流行とは違い、小規模だが多発的な集団感染が発生していることから、統制が容易ではないと分析している。

米ニューヨークタイムズ（NYT）は10日（現地時間）、新型コロナの抑制において世界からうらやましがられていた韓国が、最近 患者が急増していると報道した。NYTは 現在 発生している感染は、統制が困難なものだと付け加えた。

以前の感染事態は、保健当局者たちが狙いを定めて追跡することができた。しかし今回は これに反して療養施設、サウナ、酒場、食堂、音楽堂、工場など数多くの小さな集まりを通して発生している。

以前は 大規模に発生し その集まりも一つであったため、統制が容易であった。しかし今は 小規模だが多発的に様々な所で発生しているため、狙いを定めるのも容易ではない。

韓国のコロナ事情については、NYTだけでなく 他の国々の有力メディアも、韓国が最大の危機に直面していると指摘した。

フランス日刊紙“ル・フィガロ”は「世界的防疫モデルとして紹介されている民主主義国家 韓国で、多数の感染症の感染源が発生していることに、韓国が非常に憂慮している」と報道した。

英国BBCも「韓国は感染者が急増する度に 政府と国民がこれに対応し、その時ごとに感染率が数週間で減少していた。しかし今回の流行は、小規模集団感染が多発的に起きているため、以前とは違う」と伝えた。