この日VOAは、フランス外交当局者が8日にVOA側に送ったEメールを引用し、「新型コロナウイルス流行がおさまりワクチンが開発されることが国境再解放の前提条件だと、北朝鮮当局者が明らかにした」と伝えた。
ただ、フランス外交当局者はいつ北朝鮮からこうした案内を受けたのかは公開しなかった。しかし最近英国で新型コロナウイルスワクチンの一般接種が開始されたことで、今後北朝鮮の措置に変化があるのかが注目される。
このフランス外交当局者は、北朝鮮内の活動再開のためには「外交使節団の安全と安保が根本的な前提条件」だとし、「北朝鮮当局が定めた条件が許可されれば、できるだけ早く北朝鮮内の協力事務所を再び開く計画」だと明らかにした。
また、「北朝鮮内の外交使節に対する制限的な衛生措置により、2020年3月に協力事務所を一時閉鎖することに決定した」と説明しながらも、「北朝鮮で活動していた欧州代表らとの連絡を続けている」と話した。
一方、北朝鮮は今年1月に新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、陸上・海上・航空通路を含む国境を封鎖しており、外交官を含む外国人の入国も禁止している。
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