高熱・筋肉痛、恐ろしいコロナワクチン副作用…韓国政府の説明にも不安の声(画像提供:wowkorea)
高熱・筋肉痛、恐ろしいコロナワクチン副作用…韓国政府の説明にも不安の声(画像提供:wowkorea)
2021年2〜3月から韓国国内に順次導入される予定のコロナワクチン4種は大きな副作用がないというのが、コロナ対策当局の説明だが、ワクチンの有効性と安全性を心配する声が相次いでいる。

早ければ2021年前半には医療関係者や高齢者などの「優先接種対象者」を始めとして、コロナワクチン接種が行われ、後半には一般国民まで対象が拡大されるとみられている。

保健福祉部と疾病管理局、食品医薬品安全処などの保健当局は8日、ブリーフィングを通じて2021年にコロナワクチン4種、4400万人分のワクチンを国内に導入する案を発表した。

コロナ対策当局は「すべてのワクチンに副作用がある」としながらも、「国内に導入するワクチン4種は大きな副作用はみられなかった」と説明した。ワクチン接種者の一部で高熱や筋肉痛、悪寒、頭痛などの副作用が発生する可能性はあるが、一日か二日後なら消えるほどで心配する必要がないという。

ワクチンについての一般市民の反応は期待と不安が入り混じっている。通常ワクチン接種後によく現れる副作用は、高熱と筋肉痛、悪寒、頭痛などである。非常にまれだが、免疫過敏反応によるショック(アナクピルラクシス)も起こらないわけではない。

コロナ対策当局とワクチンの専門家たちは、コロナワクチンの安全性と有効性を心配する必要はないという立場である。ただし、すべてのワクチンは副作用があるだけに接種後、綿密なモニタリングが必要である前提条件をつけた。

ナム・ジェファンカトリック大学生命科学教授は8日、ブリーフィングで「多くの国民がmRNAワクチンが一度も正式に使用されたことがないことを心配している」とし、「該当ワクチンのプラットフォームは、すでに多くの企業が癌ワクチン用に開発中であり、コロナ流行以前に臨床試験の結果も出ていた」と説明した。

教授は「最も心配しているのは、ワクチンによって病気が悪化する現象が起こりうる点だ」とし「これはウイルスの種類に応じて異なり、現時点ではそのような現象は現れていない」と説明した。

合わせて「アストラゼネカやモデレナ、ファイザーワクチンなどは、すでに副作用をすべて公開した」とし「このような公開が非常に重要であり、アストラゼネカの製品が他のワクチンよりも、副作用が深刻だということはできない状況だ」と述べた。
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