文在寅 韓国大統領(画像提供:wowkorea)
文在寅 韓国大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(8日)“環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP・TPP11)”について「CPTPPへの加入も、引き続き検討していく」と語った。

文大統領はこの日 ソウルで開かれた“第57回 貿易の日”記念式に参席し、祝辞を通じて「一足早く変化に備え、コロナ以降の時代における新たな挑戦に対して、実力で堂々と立ち向かう」と語った。

文大統領のこのような発言は、ジョー・バイデン氏が次期米大統領に当選したと伝えられた後に初めてなされたものである。バイデン氏は多国間主義を強調してきたため、バイデン米政権の発足以降 米国のCPTPPへの復帰の可能性が予想されている。

青瓦台(韓国大統領府)はこれまで、CPTPPと東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の関係について「CPTPPとRCEPは補完関係にある。必要だと感じれば、(CPTPPに)入る可能性がある」とし「しかし 今は決定する時期ではないとみられる」と伝えている。

文大統領は「韓国は貿易の体力を一層 強固に育てなければならない」と前提し「保護貿易に立ち向かう最も強力な武器は“良い商品”を作る競争力だ。伝統製造業にデジタル新技術を結合させ、素材・部品・装備の完全な技術自立で、わが製造業の競争力を一層 高めていく」と語った。

また 文大統領は「市場の多角化を必ず成さねばならない」として、RCEPや各国とのFTAを推進していくと伝えた。

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