新型コロナ防疫の模範国とされている日本・韓国・香港で、再び感染者が増加している(画像提供:wowkorea)
新型コロナ防疫の模範国とされている日本・韓国・香港で、再び感染者が増加している(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症防疫の模範国とされている日本・韓国・香港で、再び新型コロナの患者が増加していると、ニューヨークタイムズ(NYT)が27日報道した。

NYTは、春・夏の流行当時とは異なり、政府による統制の難しい「家庭と職場の感染」、そして「無症状患者による感染拡散」が増えているためだと分析した。

29日 韓国は一日の新規感染者が450人発生した。これは去る3月の1次流行以降 最高値の水準である。同日 日本も2058人の新規感染者が発生し、3月以降の最高値を記録した。香港もこの日 一日の新規感染者が115人と報告され、今までの最高値に近づいている。

香港の場合、新型コロナの発病を追い払ったと思いきや、他の場所と他の人々の間で再び感染が確認されるというパターンが、一年中 発生している。同様のパターンは、日本と韓国でも現れている。

加えて 最近の再流行は、室内により多く留まる“冬”という季節的要因が主な原因であるが、ナイトクラブのように人々の多く集まる場所だけでなく、政府が人々の行動を統制できない家庭や職場のような環境でも、感染拡散が起こっている点も、拡散防止をより困難にしている。

専門家たちは、春・夏とは異なり 今回の流行を統制できない理由として、無症状者の感染をあげた。

韓国の疾病管理庁は「韓国の場合、無症状者の割合は約40%ほどだと推定している」と伝えている。

専門家たちは、無症状の感染は症状が現れないため統制が難しく、移動する場所ごとにウイルスを拡散させるため、恐ろしいことだと指摘している。

またNYTは、人々の「コロナ疲労」が事態をより悪化させていると伝えている。医療人材のエネルギーが枯渇し、若者たちが旅行などにも行けずにいて、事業者たちは規模を縮小させたり、営業時間の制限により挫折していると説明した。

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