きょう(30日)から自動車排出ガス集中的に取り締まり=韓国(画像提供:wowkorea)
きょう(30日)から自動車排出ガス集中的に取り締まり=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国環境部(部は省に相当)は全国17の市・道、韓国環境公団と共に冬期のPM2.5を減らすため30日から12月24日までの約1か月間、全国の約560か所で自動車の排出ガスを集中的に取り締まると明らかにした。

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各市・道はPM2.5の排出率が高い貨物車、都心での移動が多いバス、及び塾の送迎車などを重点的に取り締まる予定だ。

バスの車庫地、塾街、物流センター、港湾・空港など、車両が密接した地域で車両の停車後に測定器を利用した路上取り締まり、及びビデオカメラ測定を並行する。

環境公団はソウル、キョンギ(京畿)道などの計7か所で遠隔測定器(RSD、Remote Sensing Device)を活用し、走行中の車両(ガソリン、LPG)を対象に排出ガスの遠隔測定取締りを行う。

特に、取り締まり初日の30日にはソウル東湖大橋の南端で前方に電光板も設置し、運転者が自身の車両の排出ガス濃度をすぐに確認できるようにされ、自発的な整備・点検を誘導する計画だ。

すべての車両運転者は今回の取締りに従わなければならず、取り締まりり応じなかったり避けるなどの妨害を行った場合、200万ウォン(約18万円)以下の過料が科せられる。

取り締まりの過程で排出許容基準を超過した車両の所有者は、15日以内に車両を整備・点検するよう改善命令を受ける。

車両の整備・点検を行わなければ最大10日間の運行停止処分を受け、運行停止命令に応じなければ300万ウォン以下の罰金刑が下されることもある。

ただソウル市の場合、新型コロナウイルスの影響で経済活動が委縮し、首都圏以外の車両に対する低公害措置支援が相対的に不足していた点を考慮し、来年11月30日までに低公害措置を完了すれば、過料を払い戻し、または取り消すことにしている。

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