これを受け、防疫当局は「社会的距離の確保」2段階への引き上げを真剣に検討している。「社会的距離の確保」2段階へ引き上げの際は、自営業者らが実質的な打撃を受けることになる。 カフェは包装・配達のみ、飲食店は午後9時以降包装・配達のみ可能となる。
対策本部は、感染再生産指数を1.5人以上と評価した。 1人の感染者によって現在1.5人以上の感染者が増えているということだ。 防疫当局は、1日の感染者が来週には400人、12月始めには600人まで発生するだろうと見込んだ。
特に最近の感染者は、無症状の若者が多く、静かに感染が広まっている。
社会的距離の確保1.5段階から2段階に格上げするための基準は3つで、そのうちの一つの条件を満たしても適用できる。
2つ以上の地域で1.5段階の状態1週間以上続いた場合、流行地域で1.5段階の措置を実施して1週間経過後、感染者数が1.5段階基準の2倍以上持続した場合、全国の感染者数300人を超える状況が1週間以上持続した場合、となっている。
首都圏の場合、22日0時基準で297人以上の感染者が発生すると、1週間の1日平均感染者が1.5段階の2倍の200人台を超えることになる。 21日基準の首都圏地域の発生は262人で、今の増加傾向を考慮すれば2段階への引き上げは近づいている。
今年8月から9月にかけて首都圏中心の第2波流行時も、「社会的距離の確保」2段階に引き上げた際、自営業者らによる打撃は相当なものだった。 自営業者の間では2段階引き上げについて、「お客さんが来ても営業が大変だ」「店を閉めることになりそうだ」という声まで出ていた。
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