韓国警察、「過労死」と推定される宅配業者8人の死亡経緯を捜査へ

韓国の宅配業者に勤める配達員が相次いで死亡し、社会的に物議をかもす中、現地警察が死亡事件と関連して本格的な捜査に着手。警察は、死亡原因を捜査中の宅配業者配達員は8人にのぼると確認した。

　27日、警察は死亡した配達員8人の死因を調査した後、「過労死」と確認された場合、該当の配達員が所属する企業に捜査範囲を拡大する方針。

　CJ大韓通運とローゼン宅配など主要宅配業者に所属する配達員が死因究明の対象となっている。特に、去る20日ローゼン宅配の配達員が死亡した件と関連し、捜査専門チームを編成し捜査を広げている。

　警察は、最初に死亡した配達員を対象に解剖などを実施し、死因を究明する方針だ。