インドのモディ首相と電話会談する文大統領(青瓦台提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
インドのモディ首相と電話会談する文大統領(青瓦台提供)=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、デンマークのフレデリクセン首相、インドのモディ首相とそれぞれ電話会談し、世界貿易機関(WTO)事務局長選で最終の2人に残った産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長への支持を要請した。 文大統領は次期WTO事務局長について、国籍よりも資質が重要であり、多国間主義の実現に誠意を持って取り組む政治的影響力を備えた候補であるべきとし、兪氏への支持を要請した。 また兪氏について、通商分野の専門知識、現職の韓国通商トップとして構築したネットワーク、政治的リーダーシップを備えた候補と紹介し、「先進国と発展途上国の利害関係を調整し、WTO改革を成功させる適任者」と強調した。 これに対し、フレデリクセン首相とモディ首相は、兪氏の最終ラウンド進出を祝い、善戦を祈った。 文大統領とモディ首相の会談で両氏は、特別戦略的パートナー関係である韓国とインドが新型コロナウイルスへの対応だけでなく、コロナ時代にも協力をさらに強化しなければならないとの認識で一致した。 モディ首相はすべての国が新型コロナに苦しめられる中、韓国は対応に成功していると評価し、祝意を伝えた。
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