韓国首相、釜山市庁で新型コロナ対策会議(画像提供:wowkorea)
韓国首相、釜山市庁で新型コロナ対策会議(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均 )首相は16日、「わが国の第2の都市で、輸出入物流の心臓の役割を果たしているプサン(釜山)に、新型コロナウイルスの危険要因が高まっている」とし、徹底した防疫を求めた。

丁首相はこの日午前、釜山市庁で新型コロナウイルスの中央災難安全対策本部会議を主宰し、「釜山の現場の状況を直接確認するため、ここ釜山市庁で会議を行う」と述べた。

釜山では、今月14日の1日で55人の感染者が発生した。特に、ヘトゥラク療養病院だけで52人の新規感染者が発生した。

丁首相は、「療養病院の特性上、基礎疾患のあるお年寄りが多く、非常に懸念される状況」だとし、「釜山市は非常な覚悟で感染者が無事に完治できるよう治療に万全を期し、これ以上の感染者が出ないよう管内の療養病院など脆弱施設に対する防疫管理に最善を尽くしてほしい」と話した。

また「最近、釜山港に入った外国船舶から感染者が多数発生し、市民が不安になっているようだ」とし、「幸い、検疫過程で診断され、地域社会への感染拡大の可能性は低いが、6月から今までに入港した外国船舶から100人以上の感染者が出た点を考慮すれば、港湾を通じた流入の可能性にさらに警戒しなければいけない」と強調した。

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