「EU、WTO局長選挙で“韓国支持”の可能性」＝米メディア

世界貿易機構（WTO）事務局長選挙の2ラウンドで、ヨーロッパ連合（EU）は韓国とナイジェリアを支持するものとみられる。

2日（現地時間）米国のブルームバーグ通信は、匿名による複数の高官たちの話を引用し、EU加盟国の代表たちはWTO事務局長選で、韓国のユ・ミョンヒ（兪明希）産業通商資源省 通商交渉本部長と、ナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相を支持する方案を承認する計画だと報道した。

高官のひとりは「EU27の加盟国のうち、ハンガリーだけが会議でこの計画を支持しなかった」とし「しかし 5日の高位級会議で、支持する方向に立場を変える可能性がある」と語った。

韓国のユ本部長は、15か国の大臣級の人物たちと、ジュネーブ駐在のWTO大使たちと会っている。1日にはスウェーデンのストックホルムでアンナ・ハルベルク通商相と会談をもった。

ユ本部長はハルベルク通商相に“ユ本部長への支持を要請する内容が含まれている”スウェーデンのステファン・ロベーン首相に向けたムン・ジェイン（文在寅）大統領の書簡を渡した。

この2ラウンドは、今月6日まで進められる。