2019年 OECD国家「年齢標準化 自殺率」の比較(画像提供:wowkorea)
2019年 OECD国家「年齢標準化 自殺率」の比較(画像提供:wowkorea)
昨年 韓国では「一日平均38人」が自殺していたことが明らかとなった。また 2年連続で経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で「1位」という不名誉を味わうこととなった。

 韓国統計庁は今日(22日)、このような内容を盛り込んだ「2019年 死亡原因統計」を発表した。この統計によると、昨年 故意に自害で死亡した人は1万3799人であった。これは 一日平均37.8人ということになり、その前年より129人(0.9%)増加した数値である。

 韓国の昨年の自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺数)は26.9人である。OECD基準で計算した韓国の年齢標準化自殺率は24.6人で、これはOECDの平均である11.3人に比べて2倍以上高い。2019年基準のOECD加盟国の中でも最も高い数値である。韓国は2018年から2年連続で世界での自殺率が最も高い国となっている。

 一方、日本の年齢標準化自殺率は14.9人でOECD国家7位、米国は14.5人で9位だった。スウェーデンは11.4人、ドイツ9.5人、スペイン7.0人であり、トルコは2.6人で最も少なかった。

 韓国の昨年の自殺死亡者を性別でみると、男性が9730人、女性が4069人となり、男性のほうが2.4倍多かった。自殺率も男性が38.0人、女性が15.8人であった。

 年齢別では高年齢ほど高い数値となり、80歳以上の自殺率が67.4人で最も高かった。

 また10代と20代の自殺率がその前年に比べてそれぞれ2.7%、9.6%増加している。他の年齢の自殺率はほとんどが減少している。

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