韓国の国家債務比率3年間で11%p上昇=フィッチ・レーティングス(画像提供:wowkorea)
韓国の国家債務比率3年間で11%p上昇=フィッチ・レーティングス(画像提供:wowkorea)
国際格付け会社のフィッチ・レーティングスが、韓国の国内総生産(GDP)に対する国家債務比率が、今年から3年間で11%ポイント(p)以上急騰すると推定した。

新型コロナウイルス感染症の事態に対応するため、韓国政府は莫大な財政を注ぎ込んでいる。ただし、フィッチ・レーティングスは、韓国が健全な財政管理をもとに、新型コロナウイルスの事態に直ちに対応する余力があると評価した。

フィッチ・レーティングスは、最近の報告書を通じて、韓国における今年の対GDP国家債務比率を44.8%と予想した。続いて、2021年は47.8%、2022年には49.1%に増加すると予想した。昨年の対GDP国家債務比率が38.0%であったことと比べると、3年後には11.1%ポイント(p)も上昇すると見込んでいる。

これは、韓国に限ったことではない。フィッチ・レーティングスは、韓国を含むアジア太平洋経済協力会議(APEC)の信用評価対象21か国のうち、19か国において負債比率が上昇すると予想した。
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