韓国の首都圏では、いまや日常のどこでも新型コロナに感染する恐れがあるという状況になっている(提供:news1)
韓国の首都圏では、いまや日常のどこでも新型コロナに感染する恐れがあるという状況になっている(提供:news1)
韓国の首都圏では、教会や集会だけでなく美容室とアパートのような生活空間でも新型コロナウイルスによる集団感染が発生したことで、日常のどこでも新型コロナに感染する恐れがあるという状況になっている。

ウイルスの感染力が過去より強くなり、感染経路の不明な患者が増加していることで、首都圏での危機感が高まっている中、専門家たちは防疫当局が積極的に検査に乗り出すべきだと強調した。

26日、韓国疾病管理本部 中央防疫対策本部によると、この日の0時基準での韓国の新規感染者は320人と記録された。

ソウルのサラン第一教会を中心に拡散した新型コロナの勢いには衰えがみられず、ここ13日連続で3ケタの新規感染者数が続いている。

また美容室・カフェなどでも感染者が続出したことで、事実上 高危険施設、教会、集会以外の日常でも十分に感染が起こる可能性があると証明された。

アパートやカフェなどの日常的な空間でも感染者が発生している理由は、以前よりウイルスの感染力が強くなり、我々社会にそれほど広く拡散されているためだと解釈される。

今回流行しているウイルスは、イテウォン(梨泰院)クラブ発のようなGH型で、これは新天地教会を中心として拡散したV型より感染力が6倍も高いと分析されている。

専門家たちは、日常空間まで侵入した首都圏の拡散の勢いを減らすには、一般人と感染者を速やかに分けるべきだと強調している。

キョンブク(慶北)大学感染内科のキム・シヌ教授は「無料・匿名検査を活性化させ、無症状者でも疑いがあれば積極的に検査に案内するという防疫当局の努力が必要だ」と強調した。

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