‘ニュージーランドでの勤務時にセクハラ’疑惑の韓国外交官、帰任発令で14日ぶりに帰国(提供:news1)
‘ニュージーランドでの勤務時にセクハラ’疑惑の韓国外交官、帰任発令で14日ぶりに帰国(提供:news1)
ニュージーランド勤務当時、現地人職員にセクハラをした疑いが持たれている韓国外交官が17日韓国に帰国した。

韓国の外交部によると、フィリピン内の公館に勤めていた外交官A氏は同日、韓国に到着した。外交部が3日、A氏に対し「さまざまな物議を醸した」として帰任発令を出してから14日ぶりのことだ。

A氏は本部勤務発令を受けており、一旦2週間は自家隔離する予定だ。外交部はこれに先立ち、A氏に対する後続措置について、「規定を確認する」と答えたが、すでに一度関連調査と懲戒処分を終えており、再調査には慎重な態度を見せている。

A容疑者は2017年末、駐ニュージーランド大使館に勤務し、3度にわたり職員にセクハラ行為をした疑いが持たれている。

外交部は2018年に監査を行い、A容疑者はセクハラの意図はなかったとして容疑を否認した。外交部はA氏に減給1か月の軽い懲戒処分を行った。その後、A氏はフィリピン国内の公館に勤務してきた。

ニュージーランド警察は昨年、関連捜査を開始し、2月にはニュージーランドの裁判所がA氏に対する逮捕状を交付した。ニュージーランドのメディアは、韓国大使館が現場検証や監視カメラ映像の提出、職員インタビューなどを拒否するなど、捜査に協力していないと主張した。

外交部はニュージーランドが‘刑事司法協力条約’や‘犯罪者引渡し条約’などの手続きによる要請をしてくれば協力するという立場だ。ただし、ニュージーランドはまだ関連要請をしていないという。

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