与党内の次期大統領選候補であるイ・ナギョン(李洛淵)議員を含めた3人の候補たちは、最近 全国の巡回演説会で“自省の意”を表し、首を垂れ続けている。故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長のセクハラ疑惑から不動産市場の混乱に至るまで、与党内外からの“トラブルばかり”で、この間 先立てていた“新型コロナ防疫”の成果について語ることさえ、ためらうような状況である。
去る6日 “リアルメーター”と“韓国ギャラップ”による世論調査の結果は、与党の危機状況がそのごとく表れた。最大野党“未来統合党”の支持率は創党以来の最高値を記録し、与党との差は“超薄氷”のレベルにまで縮まった。
ムン・ジェイン(文在寅)大統領の支持率も不振に陥り、大統領秘書室長をはじめとする側近5人がその責任をとって辞意を表明した。
このような状況の中、次期与党代表には「刷新」という、今までとは「違う姿」を見せなければならない責任がのしかかっている。
しかし次期与党代表が現指導部のスタイルとは、はっきりと差別化されたリーダーシップをみせられるのかについては、期待より疑問のほうが大きいというのが、今の大方の見方である。
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