南部・黄海北道で運転席から降りる金委員長とそれを迎える住民(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
南部・黄海北道で運転席から降りる金委員長とそれを迎える住民(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が南部・黄海北道の水害現場を視察する際に、自ら車両を運転したもようだ。 朝鮮中央テレビは7日、金委員長が水害現場を視察する様子を収めた写真を公開した。写真で金委員長は泥で汚れた黒のスポーツタイプ多目的車(SUV)の運転席に座っている。 レクサス「LX570」とみられるこの車両は2018年9月に平壌で行われた南北首脳会談などでも目撃されている。 北朝鮮メディアは15年に金委員長が軽飛行機を操縦する姿を公開したことがあるが、車両のハンドルを握った姿を報道したのは今回が初めて。 平壌から約150キロ程度離れた現場まで自ら運転したのではないにしても、現場では自らハンドルを握った可能性がある。 災害現場に駆けつけて被災者を励まし、心を砕く指導者のイメージを強調する狙いがあるとみられる。 金委員長は普段、専用のメルセデス・ベンツで移動するが、これを運転する姿は公開されていない。
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