元徴用工裁判、三菱重工業が23日の第5回裁判に出席予定=韓国(提供:news1)
元徴用工裁判、三菱重工業が23日の第5回裁判に出席予定=韓国(提供:news1)
強制労働をさせられた元徴用工たちが三菱重工業など日本企業を相手に起こした集団訴訟が、訴訟提起から15か月ぶりに再開される。

22日、勤労挺身隊「おばあさんと共にする市民の会」によると、23日午後2時、クァンジュ(光州)地方裁判所203号法廷で三菱重工業に起こした5回目の裁判が行われる。

これに先立ち、昨年4月29日、クァンジュ(光州)、チョルラナムド(全羅南道)の強制動員被害者遺族ら12人が、三菱重工業など日本の9つの企業に対して慰謝料請求を求める訴訟を起こした。

三菱重工業はこれまで4回行われた裁判にすべて応じなかったが、最近担当裁判部に被告側の訴訟代理人委任状を提出し、訴訟提起から15か月経って訴訟に応じるようになった。

これまで昨年11月、12月に続き、今年4月、5月まで計4回の裁判があったが、被告側は裁判にすべて出席しなかった。

裁判所が国際送達で送った訴訟書類が日本の被告企業に届いたか確認できなかったため、今年5月14日、光州地裁民事14部は公示送達の手続きを踏んだ。

公示送達は、当事者の住居不明などの理由で書類伝達が難しい時、書類を裁判所の掲示板や新聞など一定期間公開すると直接当事者に送達したのと同じ効力を持つ。

これに対し、被告側は欠席裁判の期日を3日後に控え、敗訴を避けようと訴訟代理人を選任し、23日の裁判に出席する予定だ。

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